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2019年10月26日土曜日

筋肉のコリをほぐし痛みを和らげる筋弛緩剤「シルダルード」

シルダルードは過剰に緊張した筋肉によって起こる症状を、筋肉を弛緩させることで改善するお薬です。日本国内でも処方されているテルネリンと同じ有効成分チザニジンを含有しています。

チザニジンは、筋弛緩剤です。肩こりや腰痛など筋肉の異常な緊張が原因で起こる症状に効果を発揮します。また、脳や脊髄の損傷によって起こる外傷性の筋肉の症状(筋肉のつっぱりやこわばり、麻痺など)も改善します。

シルダルードは、頸肩腕症候群、腰痛症、脳血管障害、外傷後遺症などの辛い症状に有効です。
◆効果
・下記疾患による筋緊張状態の改善
頸肩腕症候群、腰痛症

・下記疾患による痙性麻痺
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症

◆用法
・筋緊張状態の改善の場合
通常成人には、チザニジンとして3mg(1.5錠)を1日3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

・痙性麻痺の場合
通常成人には、チザニジンとして1日3mg(1.5錠)より投与を始め、効果をみながら1日6~9mg(3~4.5錠)まで漸増し、1日3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

◆注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が4時間以内の場合は、忘れた分の服用はしないでください。


■以下の方は本剤を使用しないでください。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
フルボキサミン又はシプロフロキサシンを投与中の方
重篤な肝障害のある方

◆副作用
血圧低下、眠気、頭痛・頭重感、めまい(回転性めまい、浮動性めまい)・ふらつき、口渇、悪心、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇、発疹、皮膚そう痒感、脱力・けん怠感

ショック、急激な血圧低下、心不全、呼吸障害、肝炎、肝機能障害、黄疸などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。

◆成分
チザニジン塩酸塩 2mg

◆商品別名(日本名)
ギボンズ(キョーリンリメディオ)、チザニジン(協和薬品工業、鶴原製薬、武田テバファーマ、日医工、キョーリンリメディオ、長生堂製薬、沢井製薬、東和薬品)、チザネリン、テルネリン(サンファーマ)、モトナリン(日本薬品工業)

2019年10月24日木曜日

筋肉のコリ、痛みに「Myosone(ミオナールジェネリック)」

ミオナールジェネリック商品のMyosoneは、エペリゾンを成分とし筋肉のコリをほぐし、痛みを緩和する働きがある薬です。日本でも認可されている成分で、エーザイ製薬のミオナール、あすか製薬のアチネスなどがあります。

ミオナールジェネリック商品のMyosoneの成分であるエペリゾンは、筋肉を緊張させている神経を鎮め、筋肉の血流を改善する働きがあります。血流が改善されることにより、筋肉の緊張・コリ・こわばりがとれ、痛みを緩和することができ、痙性麻痺など筋肉がこわばってしまう病気・腰痛・ひどい肩こり・五十肩・緊張型頭痛などの治療としても使用されます。同種の薬の中では、効き目が穏やかで副作用が少なく、よく使用されている成分です。

ミオナールジェネリック商品のMyosoneは、筋肉のコリ・こわばり・痛みを緩和し、頸肩腕症候群・肩関節周囲炎・腰痛症などの筋緊張状態の改善をし、痙性麻痺など筋肉がこわばってしまう病気などの治療としても使用されている薬です。

◆効果
下記疾患による筋緊張状態の改善
頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症

下記疾患による痙性麻痺
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、筋萎縮性側索硬化症、脳性小児麻痺、脊髄小脳変性症、脊髄血管障害、スモン(SMON)、その他の脳脊髄疾患

◆用法
通常成人には、エペリゾン塩酸塩として1日150mg(3錠)を3回に分けて食後に経口投与してください。

◆成分
エペリゾン塩酸塩 (eperison) 50mg

◆商品別名(日本名)
アチネス(あすか製薬)、エペソ(コーアイセイ)、エペリゾン(小林化工、ニプロ、鶴原製薬、武田テバファーマ、東和薬品、日医工、日新製薬、辰巳化学)、サンパソン(旭化成ファーマ)、ミオナベース(寿製薬)、ミオナール(エーザイ)、ミオリラーク(共和薬品工業)