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2019年3月27日水曜日

アレルギー症状の緩和に エバスチン -


エバスチンは、抗ヒスタミン作用で、花粉症のアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹、皮膚のかゆみなどのアレルギー症状を緩和します。

エバスチンは、抗ヒスタミン系のアレルギー治療薬です。アレルギー症状の発生には、ヒスタミンという化学物質が関与しています。エバスチンは、ヒスタミンのH1受容体をブロックし、その作用を封じ込めることで、アレルギー症状を和らげます。花粉症によるアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹、皮膚のかゆみなどの症状を抑えます。

アレルギー症状は、人体の免疫系の働きと関係があります。免疫系の働きによって、人体は細菌やウィルスから保護されていますが、免疫系が過剰に反応すると、本来は無害である存在を異物と認識します。この時、ヒスタミンが放出されます。放出されたヒスタミンが、H1受容体と呼ばれる部分に結合すると、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状が現れます。

エバスチンは、ヒスタミンがH1受容体に結合するのをブロックすることで、アレルギー症状を和らげます。これが「抗ヒスタミン系」と呼ばれる所以です。

なお、ヒスタミンが結合するH1受容体は意識の覚醒に関与するため、抗ヒスタミン系の薬を服用すると、眠気を誘発するという副作用がありましたが、エバスチンは、この副作用を軽減するように開発された第二世代の抗ヒスタミン薬です。

◆効果
抗ヒスタミン作用で、花粉症のアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹、皮膚のかゆみなどアレルギー症状を緩和します。

◆用法
成人は通常、1回5~10mg(0.5~1錠)を1日1回経口服用する

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