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2012年8月30日木曜日

アレルギーメディスンの官能的評価

以前、アレルギーメディスンのジフェンヒドラミン中毒について書いたが、こんどは用量・用法をまもった使用方法を中心にした個人的評価。

「アレルギー・メディスン」
抗ヒスタミン剤・睡眠導入剤(ドリエルと同じジフェンヒドラミン25mg配合)として使用


日本では、(その価格設定でも)有名な「ドリエル」を初めとした睡眠改善薬が発売されています。

昔はアタラックスP(ヒドロキシジン-パモ酸塩)やリスロンS(ブロムワレリル尿素)が、睡眠導入剤として市販されておりましたが、現在では市場から消え去っております。
*現在市販されている鎮静薬の「ウット」は成分の一部にブロムワレリル尿素が含まれています。

で、ジフェンヒドラミンの副作用のひとつである催眠作用を逆手に取ったのが「ドリエル」ですわな。

いまはジフェンヒドラミン25mgの「ドリエル」と、50mgの「ドリエルEX」が発売されておりますが、いかんせん値段が高い!アレルギーメディスンと同じ25mgのドリエル(12錠)の価格が1800円前後。

ほいほいと使用すのはためらわれる。そこでアレルギーメディスン!

ドリエルと同じく、一錠につきジフェンヒドラミン25mgを配合。1ボトル600錠入り。そして価格が2000円前後

だったらアレルギーメディスンを買ったほうがお得だなと考え、購入(個人輸入ね)したわけですな。

実物みての印象は、色がショッキングピンクでメリケンのセンスを疑った。

ドリエル&ドリエルEXとの違いは、アレルギーメディスンはピル形状であること。
*ドリエルはコーティング錠、ドリエルEXはソフトカプセル

以下服用した結果
・ドリエルと同じように2錠服用(ジフェンヒドラミン50mg相当)
 →服用後30分経過しても眠気はこない。またアレルギー症状に伴う痒みの軽減もとくになし。

・4錠服用(ジフェンヒドラミン100mg相当)
 →服用後35~50分程するとかなりの眠気を感じ、あくびがよく出る。またアレルギー症状に伴う痒みの軽減もとくになし。

・6錠服用(ジフェンヒドラミン150mg相当)
 →服用後35~50分程するとかなりの眠気を感じ、あくびがよく出る。ただし強い動悸やめまい、目に鈍痛がある。

・8錠以上服用(ジフェンヒドラミン200mg以上)
 →ここまでくると眠気よりも中毒症状の方が強くあらわれてくる。詳細はジフェンヒドラミン中毒を参照してくれやす。

以下官能的評価
・人にもよるが2~4錠くらいで催眠作用があらわれるもよう。
・痒みなどアレルギー症状の緩和には効果は感じられなかった。特に痒みの軽減については市販薬の「レスタミンUコーワ錠」の方がよく効いた。
・コーティングの関係なのか効果があらわれるまでに時間がかかる。(海外の医薬品やサプリメント全般に言えるが、あちらさんのはコーティング層が結構厚い)
・効果が感じられないからといって、追加で飲むと中毒症状を引き起こす恐れがあります。
・低価格なので1ボトル位は手元に置いておくのもいいかもしれない。(ODする人は止めておくのが吉)

まぁこんな感じ。

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